AKB48の34枚目シングルの選抜メンバーを決める第4回じゃんけん大会のSKE48予備戦が3日、名古屋のSKE48劇場で行われ、グループの選抜組は予備戦免除組を除いて全滅した。

 須田亜香里(21)は、1回戦で同期の木下有希子(19)に敗れ、姿を消した。6月のAKB48選抜総選挙で16位に入り、初のAKB選抜入り。「センターを取る気満々です」と自信を持って臨んだが、あえなく沈んだ。「ゆっこ(木下)は一番のライバルだし、信頼しているから、絶対勝ってよ!」。涙ながらの訴えにも、木下はすぐに敗退。須田は「ゆっこのバカー!」と無念の叫びを上げた。

 大矢真那(22)は、水色の豪華なドレス姿で登場した。「どうせ勝てないだろうから、予備戦から本番用のドレスを着てきました」。その効果か、決勝まで勝ち進んだが、市野成美(14)に敗れあと1歩、及ばなかった。

 高柳明音(21)は「くノ一」姿で登場。中西優香(24)との初戦を制し、「初めて勝った!」と大はしゃぎだった。その後も、手裏剣を投げるジェスチャーでノリノリになっていたが、2回戦で山田澪花(17)に敗れて本戦出場を逃した。

 7月17日発売のシングル「美しい稲妻」の選抜16人のうち、予備戦に参加した13人全員が敗退した。これで本戦に出場する選抜は、予選を免除されている松井珠理奈(16)古畑奈和(16)大場美奈(21)の3人だけとなった。